稲沢接骨鍼灸院       
                  
   TEL
0587-36-6428
 
受付時間
平日am 9:00~pm 21:00
 土曜am 9:00~am 12:00
 
 
 
 
 
長年悩まされていた腰痛・・
「実際に動けたのは
ココでした・・・
 
  
2018/11/11

一言で虫刺されと言っても・・・

 こんにちは。
 
 
稲沢接骨鍼灸院の成田です。

ブログへの訪問ありがとうございます。

 

 

 

段々と気温も下がっていますが、
 
まだまだ虫は見かけますね。
 
 

いわゆる「 虫刺され 」の原因となる虫は

蚊や蜂、ダニやアリなど、色々います。

 

 

今日は、そうした虫に刺された時の

アレルギー症状やその対処方など

についてです。

 

 

人体に影響を及ぼす

有害動物による皮膚疾患の発症は

 

①    刺咬によるもの

 

②    吸血によるもの

 

③    接触によるもの

 

などがあります。

 

 

 

また、皮膚症状以外にも、

虫が媒介することで

発症する病気もあります。

 

 

蚊や蜂、ダニなどに刺されたり、

咬まれたりすることで生じる皮膚疾患を

「 虫刺症 」と総称します。

 

 

これは、この3つが考えられます。

 

①    物理的な刺激による炎症

 

②    皮膚に付着あるいは注入された

    有毒物質の化学的刺激による炎症

 

③    皮膚に侵入した有毒物質や

    唾液腺物質に対するアレルギー性の炎症

 

 

 

虫刺されによる症状のほとんどが

化学的刺激かアレルギー性です。

 

 

 

特徴的な症状は、

赤い腫れや疼痛、かゆみです。

 

 

発赤が小さく、

痛みやかゆみが少なければ

特に何もしなくとも

通常5日ほどすれば症状は落ち着いていきます。

 

 

かゆみや痛みが強ければ、

抗ヒスタミン薬やステロイド薬が

用いられます。

 

 

 

アレルギー反応で注意が必要なのが

アナフィラキシー症状です。

 

 

時々、ニュースなどで

耳にしたことがあると思いますが

蜂に刺された場合に多く起こっています。

 

 

症状が、じんましんに加えて、

悪心や嘔吐などの腹部症状、

 

また、浮腫

 

さらに、呼吸困難などの

呼吸器症状が

ある場合によっては、

血圧低下による

ショック状態となることもあります。

 

 

本年、国内で発見された

ヒアリに刺された場合も、

アナフィラキシー症状になることがある

ということで話題になりました。

 

 

 

 

アナフィラキシー症状の可能性が高いのは、

蜂やムカデなどによる刺咬です。

 

 

特に2回以上刺された場合で、

体調に異変を感じた場合、

ただちに医療機関を受診しましょう。

 

 

刺される危険がある場所に

行かないようにする、

あるいは刺されないようにする。

 

自分で防御をすることが大切です

 

 

 

 

 少し前になりますが、2013年に

マダニの媒介する死亡事例が

日本で初めて報告されました。

 

※SFTS(重症熱性血小板減少症候群)などの感染症

 

 

 

 

マダニ類は咬着・吸血によって

皮膚炎を起こすだけでなく、

さまざまな感染症を媒介します。

 

 

 

加えて、近年研究によって

 

 

マダニ咬傷が ※牛アレルギー を引き起こす

ことが分かってきました。

 ※赤肉(牛・豚・羊などの哺乳類の肉)

 

 

すなわち、マダニに

何回も咬まれることによって、

 

 

マダニの唾液成分に対する

特異的なIgE抗体が産出され、

 

 

このIgE抗体が

牛、豚、イノシシ、クジラ、などの

 

哺乳類の肉と交差反応するため、

アレルギーを発症することがあるのです。

 

頭の片隅でもいいので注意しましょう。

 

 

 

 

皮膚を介して、異物が体内に入ることで、

さまざまなアレルギーを発症することが

分かってきています。

 

 

 虫刺されはその典型的な事例です。

 

 

虫に刺され、異常がみられたら、

すぐに専門の医療機関で

診察を受けましょう。

 

最新記事
月別アーカイブ


稲沢接骨・鍼灸院
〒492-8439
愛知県稲沢市七ツ寺町経蔵前32-3
 
※予約制

 

 
  施術時間

【施術時間】
平日
午前9:00~午後21:00
 
土曜
午前9:00~12:00
 
【骨休み】
日曜日/祝日